急に手持ちのお金が足りなくなった場合どうにかして都合しなければなりませんが、銀行のローンでは審査に時間がかかり当日借りることができません。
このような場合にはキャッシングが便利なものの、過去に債務整理や金融事故歴などのブラックリストに載っている人の場合は大手の金融業者では審査が通らない可能性があります。
しかし、大手ではない中堅にカテゴリーされている「街金」であればブラックでも借りれる場合があり、早ければ1時間前後で即日融資してもらえる可能性も高いです。
街金とはチェーン展開をせず特定の地域のみで営業している金融業者で、街中に店舗があるケースが多いことからこの名称で呼ばれるようになりました。
いわゆる「闇金」とは異なり、財務局に貸金業登録を行っているため悪質な取り立てなどはなく、法に則った営業で個人向けの小口融資を専門に行っています。
大手の金融業者には銀行がバックに付いているところがほとんどであるため、ブラックリストに載っている顧客には審査が通りにくいというのが実状ですが、街金の場合は銀行のバックがなく、経営を成り立たせるために大手金融業者で融資を受けられなかった顧客をターゲットに事業を展開しているため、当然審査は行いますが、大手よりも審査基準が緩めになっていることが特徴です。
しかし、大手金融業者と比較して金利が高目であるというウィークポイントがあり、大手の場合は金利はおよそ3パーセントから18パーセント、銀行のカードローンの場合は1パーセントから15パーセントが一般的ですが、街金の場合は低くても5パーセントで、高い場合は20パーセントを超えることもあります。
この金利は大手から見ると高めの設定にはなっていますが違法ではなく、利息制限法に沿った利率になっています。
闇金との見極めが難しいところですが、登録番号で確認することができます。
金融庁のホームページには登録貸金業者の情報検索ページがありますので登録番号で検索し、もし該当する業者が表示されないようであれば、その業者は闇金である可能性が高いです。
登録したばかりであればリストに反映されていない可能性もありますので、直接管轄の財務局へ問い合わせてみることをおすすめします。
また、貸付限度額が無かったり「ブラックでも即日融資OK」などの謳い文句が電柱などに貼られている業者や、連絡先が携帯番号のみの業者も闇金の確率が高いので要注意です。
街金の場合は貸金業の登録証や登録番号が店頭に表示してあり、借りるときにも法律に沿った貸付限度額の中で、返済方法のシミュレーションを行ったうえでの融資となります。
このように、街金で融資を受けるメリットとしては、ブラックでも借りれる可能性が高いことや、少額なら最短1時間程度での即日融資が可能であることが挙げられますが、計画的に借りないと利息の負担が大きくなるというデメリットもあります。
融資を受ける時には自身の資金繰りを十分考慮して利用することが大切です。
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間違えて闇金に申し込みしないように注意してください。