消費者金融にもさまざまな種類がある中で、基本的には大手企業ほど、なかなか厳しい制限を設けています。
かつては、銀行の方が厳しかったわけですが、最近は逆転している傾向が見受けられます。
銀行はカードローンなどでお金を貸すことがありますが、昔はそこまで銀行もカードローンに対して興味を示していなかったところが多かったわけです。
しかし最近は、カードローンに力を入れ始めている銀行が増えてきました。
なぜこのような傾向があるかといえば、近郊の金利が下がっているからです。
もう少し云えば、国債自体の金利が下がっているからといえます。
金利が下がっていることにより銀行はいくら国債を所有していたとしてもリターンが少ないため十分な利益を上げることができない状態です。
だからと言って、国の債券の金利が上昇するまで悠長に待っている訳にも行きません。
そこで、銀行をはじめとする金融機関カードローンに力を入れるようになったわけです。
その結果、最近では消費者金融などの金融機関に比べてもより多くの商品を使い審査基準を緩くしているところが増えてきました。
銀行は、なかなかお金を貸してくれないのだとされていますが、カードローンやキャッシングに関しては例外なことがよく理解できる事案です。
そのため、銀行でも審査が甘いところはありますが、さすがにブラックでも借りれるところはほとんどありません。
そうすると、一度ブラックリストに掲載されてしまうとみるとお金を借りることができないのではないかと勘違いしてしまう人もいます。
確かに、一度ブラックリストに掲載されると、5年間から7年間はお金を借りることができません。
返済できなかった金融機関が貸してくれないだけでなく、それ以外の金融機関も情報を共有していますのでほかの金融機関で返済しなかった人に、わざわざお金を貸さないわけです。
つまり、この段階でかなりお金を借りることができる金融機関の数が減ってくることが理解できるでしょう。
しかしながら、金融機関の中にもマイノリティーなところも存在しています。
つまり、ほとんどの金融機関がブラックの下にお金を貸さないとすれば、逆に自分の会社が名乗りを上げれば、そこで利益を伸ばすことができるチャンスと考えるわけです。
もちろん、一度返済しなかったわけですので金銭的な信頼はありませんが、だからと言って毎回滞納するとは限りません。
あるデータによれば、一度ブラックリストに掲載された人が再びブラックリストに掲載される可能性はそれほど高くないことが分かっています。
もちろん何度も行う人もいますが、むしろその人は少数派と言えるわけです。
このような情報をがわかった時、あまり規模が大きくない金融機関はブラックリストに掲載されている人でもお金を貸すことにしています。
当然ながら、その分金利が高くなりますが、お金を借りる側とすれば多少金利が高かったとしても、借りることができる事実が非常にありがたいと考えます。